木更津市にて雨漏り修理・屋根修理〈漆喰交換・棟積み直し工事〉

ご依頼のきっかけ・ご提案内容

築30年のご住宅で雨漏りのご相談を頂きました!

これまでノーメンテナンスだった瓦屋根で、漆喰の劣化により雨漏りしていました。
棟の漆喰もかなり劣化しており、強度も心配な状態。
今回は棟積み直し工事をご提案させて頂きました。積み直しでは、既存の棟瓦を全て取り外し、内部の古い土や漆喰を撤去。その後、新しい下地材や南蛮漆喰などを使用しつつ、棟を造り直していきます!

3日間の工事でした。

施工前

 

一見問題なく見えますが、左右に延びる奥の棟のあたりに注目してください。
棟瓦の下に入っている漆喰がボロボロに!
ひび割れ、落ちているところもあり、雨風が吹きこんでしまいます。

影になって見えづらいのですが、漆喰表面にひび割れ・剥離が。

施工中

交換で新しく使用する漆喰は『モルロック』!
下地との密着性に優れ、ひび割れなどの漆喰トラブルが起こりにくい調合です。

▷参考記事:瓦屋根漆喰材「モルロック」とは?特徴や機能性を解説

棟の解体

まずは、中の漆喰がボロボロになってしまっている棟を一旦取り崩します。

何層にも重なっている棟の瓦を外して、内部の葺き土や漆喰等も全て処分していきます!
写真2枚目に写っている平らな瓦は、積み重なって棟の高さを作る『熨斗(のし)瓦』。
経年劣化や長年の強風・地震、漆喰劣化などによってズレると、棟全体に影響します。

全箇所、順番に撤去を進めて・・・。

完全に取り除くとこのようになります。ここから、土台を造ります!

棟積み直し

型に沿って土台となる漆喰(モルロック)を詰め、形成しています。
カラーは純黒で、瓦屋根にまた白とは趣の異なる恰好よさを与えてくれます!

過不足のない量でしっかりと形成できました。まだ瓦を復旧していかなくてはならないので、表面を平らに整える作業は後で行います。

一番下層の熨斗瓦を漆喰に被せて積み直ししていきます!
瓦に歪みが出ないように、適宜、下地の漆喰を調整しながら一枚ずつ丁寧に。

頂上付近まで来ましたね。

熨斗瓦を2段積んだら、丸っこい形の冠瓦(棟のてっぺんの瓦)を被せます。
そして、先に仕込んでおいた銅線にて緊結します。

元々、銅線も錆びていたところがありましたが、今回できっちり結び直せましたね。ご予算や耐用年数のご希望によっては、銅線でなくステンレス線を採用することで、メンテナンス頻度を減らすことも可能です。

漆喰の表面をコテで押さえ、平滑に仕上がるよう整えます。
美観は当然のこと、防水材としての役割をしっかり果たさせるためです。
空気が残って隙間が開いていたり、瓦と瓦の間の狭い箇所が脆弱な詰まり加減だと、水が侵入するリスクがあります!

詰め直しが完了致しました。
密着性の高い新しい漆喰にて、隙間なく、ぴっちりと防水できています!
この後、瓦に残った塵やゴミを全て清掃して完工になります。

▷参考記事:屋根の「漆喰」とは?役割やメンテナンス方法

完工

以上3日間で完工致しました。

担当者のコメント

この度は、雨漏り修理のご相談を頂き誠にありがとうございました。
瓦屋根では、瓦そのものよりも、内部に使用されている漆喰や、銅線などが先に劣化していきます。
谷のある屋根では『谷板金』もかなり注意が必要です(雨を集水する箇所のため)!
見た目は大きな異常がなくても、瓦ズレ、棟の歪み、漆喰の剥がれなどが起こっている可能性があります。
前回点検してから8年、10年経つという方は、そろそろ点検しておくととても安心です!

▷参考記事:瓦屋根のメンテナンスをすべき劣化症状と費用相場をご紹介